J-novel 10月号



どのようなモチーフにするかは、
編集者の方と毎回相談して決めているのですが、
今月のモチーフは、浅草十二階(凌雲閣)と東京スカイツリーです。

浅草十二階とは、明治大正にかけて浅草にあった12階建ての塔です。
関東大震災よって半壊、その後解体されました。
明治の東京では、一時、たいへん人気があったそうで、
当時の様々な作品にも登場しています。

手前に見える池は、かつて浅草寺にあった「ひょうたん池」で、
それらを考慮すると方角的には誤りもあるのですが、
それは絵という解釈で大目に見て下さい。
(そもそも2つの塔が一緒に見えること自体ない訳ですが)

しかし、今の東京スカイツリーから西へ1キロ程のところに
建っていた塔に、明治の人も登りに行ってたと思うと、
いつの時代も人は高いところが好きなんだなと感じますね。
私も、東京スカイツリーに一度登ってみたいと思ってます。