草月会館

草月会館の雑誌の仕事をしました。

草月会館は、以前、東京03のライブで伺ったことがあります。
しかし最初の打ち合わせの際、
「必ず現地に行ってから描いてほしい」とのことでしたので、
後日、カメラを持って伺いました。

当日はあいにくの雨で、いい写真はほとんど撮れませんでした。
それでも改めて見直すことで、建物の素晴らしさを実感することがきました。
1977年竣工、丹下健三設計のこの建物は、
ノグチ・イサムのモニュメントとともに、今でも新しさすら感じさせます。

そして、もうひとつ驚いたのは、
雑誌の後記にあったアートディレクター柿木原さんの言葉です。
そこには、取材時ぼんやり感じていたことが、
そのままクリアな文章としてありました。一部引用させていただきます。

“この風景を写真で撮影し、カラーで掲載することはある意味簡単です。
でもあえてモノクロの描写しすぎない絵にすることで、
これまであたり前に見えていたものの大事な価値や、
新しさが見えてくるのではないか、と思いました。
草木、石、鉄、ガラス……。竣工から30数年を経ながら、
この空間が新鮮さと迫力をもち続けていることに驚きます。”

感動しました。イラストレーターにはとても嬉しい言葉でもあります。
帰りは、併設の「レストラン薔薇」でロールキャベツを食べました。