国立西洋美術館とル・コルビュジエ展

先日、西洋美術館でコルビュジエ展を見てきました。

展示は、模型があり写真も撮れたり、コルビュジエが進めていた
ピュリスムについて理解が深まったりとよかったのですが、
気になったのが空間です。

西洋美術館って久しぶりに見ると、
暗いし天井低いし、どこを歩いているか迷うし、
何かコンクリートの石棺の中をぐるぐる回っているようで、
もうひとつ心地よいものではないように感じました。

もともとこの美術館には、これまでに1、2回しか訪れてません。
だからなおさらか、窓も庭園もない空間に窮屈さを感じました。

一番快適だったのが、本館と新館の間の中庭でした。
ただここも、建物から見るだけで基本的に立ち入り禁止です。

何が言いたいと言いますと、作品保護など制約は多いと思いますが、
どうにかもう少し心地よい空間にできないかと言うことです。
まぁ、60年以上前の建物に運用と保存のバランスを取ることは
とても難しいことなんでしょうね。

日本人のコルビュジエ好きは海外でも有名で、
多数の建築物があるフランスより、1つしかない日本で
なぜか人気が高いというような話を聞きます。

昔、ロンシャンの礼拝堂を見に行った際、
受付の女性にどこから来たと聞かれ、日本からと答えると、
「また日本、日本人はコルビュジエ好きね、ほら」と
集計用紙のようなものを見せられたこともあります。

いろいろ書きましたが、
それでも西洋美術館の外観はとてもかっこいいと思います。
コルビュジエ建築の魅力のひとつに、外観の美しさにあるように思います。
白い壁面に厳密に黄金比を運用して構成された窓が並んでいる。しびれます。
またいつかコルビュジエ建築を巡る旅をしたいと願ってます。