人の家の本棚

人の家の本棚を覗いて、自分が持ってるのと同じ本があると嬉しい。
それが、絵の上手い人で同じ画集を持ってたりすると、
瞬間的に絵が上手くなったような気すらしてしまう。

先日、写真家ソール・ライターのアトリエ動画見る機会があった。
日本の時代で言うと黒船来航の頃に建てられたというアパート(本当かな)
の大きな窓辺に、ソール・ライター自身が集めたという
オブジェがいくつか並んでいた。
馬の置物や呼び鈴だったりが雑然と置いてあるのだけど、
その中に、ブリキの卓球のおもちゃがあった。

なにか見たことあるなと思ったら、
昔、渋谷の雑貨屋で買ったものとまったく同じものだ。
どのくらい生産していたのか知らないが、遠く海を挟んで、
ソール・ライターの晩年を見届けていたかと思うと驚いた。
ネジを巻くと、二人でピンポンを始めるという秀逸な動きをする。

といっても、それはもう友人に譲って手元にはない。
その友人も絵がうまいから、何かしらの効果はあるのかもしれない。