マルセル・ブロイヤーの家具ほか

この絵は、ちょっと前に行った東京国立近代美術館の
「マルセル・ブロイヤーの家具」展のスナップ写真を描いたものです。

最近は、SNS用の撮影スポットを設けてる展示が多いですね。
それはまあ最近の流行として分かるのですが、
驚いたのが、近代美術館の常設展の作品ほとんどが、
撮影可能になっていたことです。

いつから変わったのだろう。
最初、写真を撮ってるのが海外の人だったから、
もうちょっとで「NO!NO!」なんて注意して恥をかくところでした。
海外ではもう撮影OKのところは多いみたいですね。
変わったな〜と思いました。

あと、展示について言えば、
マルセル・ブロイヤーが設計した自邸の平面図があったのですが、
それがまたカッコよかった。あれを模型で再現して欲しかったですね。

撮った常設展作品の中からいくつか感想。

長谷川利行「カフェ・パウリスタ」
写真がちょっとピンボケですが、パワーありましたね。初めて見た作品です。
TV番組での発掘がきっかけとなって購入した、新しいコレクションとのこと。
長谷川利行は、人気があるゆえに贋作も多いですが、
これは間違いのない、いい買い物でしたね。(価格は知らないけれど)
まだ若い36才くらいの頃の作品、気合入ってます!

 
木村荘八「新宿駅」
この作品はステーションギャラリーで以前にも見てます。
でも他の作品の中で、あらためて見直すと、やっぱり描写がすごいですね。
群像というだけでも難しいのに、それを駅構内の暗がりで構成したデッサン力。
木村荘八は挿絵画家としても有名だからお手の物かもしれませんが、
大きさもある油絵で、自信持って制作した感じが伝わってきます。

 
伊東深水「聞香」
まず、香道の一場面というモチーフの選び方がおもしろいですよね。
それから、手前に小さい人物を置く並び方、
左隅を座布団に沿ってぴったり入れて右端の人物を途中で切る構図、
人物はほぼ真横なのに道具は上からというパース感。
何かいつか制作のヒントになるような気がして写真を撮りました。