「月日の残像」山田 太一

山田太一さんのエッセイの装画を担当しました。

静かな語り口で、山田さんの記憶をたどりながら話が進んでいくのですが、
読み終わるとなぜか自分の記憶も蘇ってくる、そんな余韻が残る作品です。

人の心というのは、日常の様々に何かを感じとり、
役に立つのか立たないのか分からないまま記憶し、
心の奥底のどこかに残しているものだなと感じました。

山田さんのファンのひとりとして、感慨深いお仕事でした。
打ち合わせで郊外の風景をとのリクエストでしたので、
夕焼けに抽象的なイメージで仕上げました。

12月20日(金)発売です。
もし、よろしければお手に取ってみて下さい。